生理周期を計算する方法について

生理の期間を説明する医師 生理周期をどのように計算するのか。
女性でも意外に知らなかったり、間違って覚えていたりする人が多いです。
毎月きちんと生理がきていれば大丈夫だと思い、周期など気にしていない人もいますが、自分の生理周期を知ることは大切なことです。
自分の体や心の状態を正しく理解して、上手に自分自身と付き合っていきましょう。

生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日にちのことを指します。
例えば前回の生理が8月1日に始まり、次の生理が8月30日に始まったとします。
その場合、8月1日を1日目と数え、次の生理前日の8月29日までを計算するので、周期は29日となります。
周期を正確に把握したい場合は、最低でも2周期以上の記録をとり、その平均値を出します。
一般的には25日から38日の周期であれば、正常範囲だと言えます。

自分の周期がわかれば、正常なのかどうかも判断しやすくなります。
周期が25日から38日であれば正常ですが、39日以上の人は稀発月経といい、生理がくるまでの期間が長くなります。
逆に、24日以内の周期の人は頻発月経と言われ、1か月の間に生理が数回きている状態です。
また、毎回周期が一定ではない場合は、生理不順などが考えられます。
先月は30日以上の周期だったのに、今月は20日だったなどの状態が続くのは、不整周期月経と言えます。
正常周期の場合、誤差は6日以内なら正常範囲です。

女性の体はとてもデリケートにできています。
ストレスを強く感じてしまったり、冷えてしまったりした時には、ホルモンバランスが崩れ、無排卵月経になったり、生理周期も乱れます。
そのような自分の体の状態を知るためにも、生理周期をきちんと把握することが大切です。
また、基礎体温を測ることも良いでしょう。

自分の周期が大体わかれば、次の生理や排卵日を計算することもできます。
排卵日とは、妊娠しやすい時期のことですが、次の生理からおよそ14日を引いた日が排卵日ということになります。
赤ちゃんが欲しい人には、この計算も大事になってきます。

生理を計算することができれば、旅行などの日程を立てる時にも便利です。
生理痛などが重い人はイベントをずらすこともできます。
そのような面でも、周期を知り、自分できちんと計算できるようにしておくと良いと言えます。

覚えてしまえば周期の計算は簡単にできます。
自分の体の状態を把握するためにも、きちんと生理周期の計算方法を覚えましょう。

生理周期の計算から考察する心身の変化

生理周期には、卵胞期、排卵期、黄体期、月経期があります。
それぞれ違った心身の変化が現れるので、自分で理解して対処しましょう。

卵胞期
卵胞期とは、生理終了から12日目くらいまでの間のことを一般的にいいます。
心も体も元気な時期です。
ダイエットを始めてみたり、運動をやるにも良い時期と言えます。
髪の毛や肌の調子も良いので、お化粧も綺麗にすることができます。
基礎体温は、低温です。
排卵期
周期13日から17日くらいに迎えるのが排卵期です。
この時期は卵胞ホルンモンが最大限に放出され、心も体もとても元気です。
肌や髪の状態も周期の中で一番良い時期です。
また、妊娠しやすい時期で、排卵痛が起きる人もいます。
基礎体温は低温から高温に移ります。
黄体期
周期18日から生理前までの時期です。
黄体期には、黄体ホルモンが多く放出されます。
そのため、体調や心が不安定になりやすいです。
ダイエットの効果は出にくくなり、肌荒れが起きます。
また、イライラやむくみなどの症状も出て、精神的にも不安定になりやすいです。
基礎体温は高温の時期です。
月経期
生理期間のことを月経期といいます。
通常3日から7日で生理は終了します。
吹き出物などが増え、肌もくすみます。
免疫力も低下し、貧血気味になることもあります。
また、重い生理痛が起きる人もいて、不安感などは普段よりも強くなります。
基礎体温は生理が始まると低温になります。

女性の心と体は、周期によって本当に様々に変化します。
その変化に、自分でもついていけなくなることもあります。
しかし、自分の月経周期をしっかりと理解して、少しでも穏やかに過ごせるようにしましょう。